2011年4月5日火曜日

Think Of Japan While Knitting

震災後、ブログで震災についていろいろ書いてきましたが、先日トロントにお住まいの方からメールをいただきました。

以前から何度かメールでやりとりをさせていただいてる方で(ということはご想像通り、その方は日本人です。私は英語が苦手なので笑)去年はラベリを教えてくださって、その話はブログにも書いております♪
編み物SNS Ravelryをやってみたけど…

メールで、このたびの震災でトロントで Think Of Japan While Knittingという日本の震災復旧のための募金活動を始められたことを教えていただきました。

その話に鳥肌がたつほど興奮したので、このブログでもご紹介させてもらえるようお願いしました。

このプロジェクトはブランケットのモチーフをいろいろな方に編んでもらい、それをブランケットにして、オークションで売ったものを被災地に寄付するというプロジェクトです。

今、日本ではとにかく寄付!寄付!寄付が一番!というかんじなので、少し気の長い話になーんだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。違うんです。ここからが大事なんです。
名前にもなっているとおり「Thinking Of Japan While Knitting」がこのプロジェクトのとっても素敵なところなんです。
メールをいただいた方(以下、Kさん)曰く、海外では既に地震のニュースは日に日に減っており、日本のことを考える機会が少なくなっているのでそのきっかけになればと考えられてます。
そして毛糸やさんに材料を寄付してもらったり、日本語で書かれたモチーフの編み図を英語に訳し、チラシにして配布したりラベリやfacebookで公開したりと、奔走されてます。そして徐々にKさんの活動の輪は世界に広がっています。

日本のことを考えるきっかけを。
そ れは非被災地にいる私もそうで、日常生活になんら支障のない私はニュースを目に耳にしないとすぐにでも日常生活に埋没してしまいそうです。思い出したり考 えるとしんどいし、ずっと考えながら仕事できないし。そうやって少しずつ「なにかできることはないか」という気持ちが薄れていく。募金や献血をしたら任務 完了!ってほっとしている。メディアもとりあげる時間が減っていき、そうやって震災について考える時間は少なくなっていくと思います。それは決して悪いこ とではないかもしれませんが、そのとき思った、国に対しての疑問(原子力なんかまさに)改善したほうがいいと思ったシステム、反感をもったこと、やろうと 思ったことを喉元すぎれば…というかんじになってしまうのは残念なことです。

募金や献血は一瞬で終わってしまいますが、ニットは時間がか かります。その分考える時間が増えるし、しかもその行為がまわりまわって日本に届くかもしれないという、つながりが生まれます。うまく言えないけど、その 「私たちはつながっている」という気持ちって本当に大切だと思うんです。つながっている気持ちになれたとき、日本だけじゃない、世界のことも考えるように なります。

ああなんか、うまく言葉にできなくてもどかしい。

でもこのプロジェクトを聞いて、海外の毛糸やさんがたくさん の毛糸を寄付してくださったそうです。せっかくだからいい糸で編んで!と高級な糸を寄付してくれたり、できることはなんでもするよ!って声をかけてくだ さったり…地球の裏側でこんなやりとりがされてるって聞くだけでも本当に嬉しいですよね。

日々の活動はKさんのブログにも書かれています。
pianissimo

以下、Kさんのメールから転載させていただきますね。
Think Of Japan While Knitting
Think Of Japan While Knitting

We are knitting and crocheting to raise money for Japan's earthquake
relief efforts. We are making a blanket to auction off. 100% of the
proceeds will be donated via the Red Cross. The relief efforts and
needs for assistance will continue long after the media coverage ends.
Spare moments to think of Japan while you knit.

日 本の震災への義援金を募るために編み物をしているグループです。ブランケットを作りそれをオークションにかけます。売り上げの100%は赤十字をとおして 寄付します。震災の報道が終わってしまっても救援活動や生活補助はこの先長く続きます。編み物をしながら日本のことを想ってください。

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公開されてる編み図はこちらです。初心者でも編めそうなシンプルなかたち。でも段ごとに色を変えるととてもかわいい。

facebookのページ。たくさんの方が編まれたモチーフが見れますよ。
ラベリのページ。

もっと詳細を知りたい!けど連絡方法がわからないという方はKさんにお伝えしますので、atricotのHPからメッセージください。生徒さんも興味のある方は声かけてくださいね。

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正 直、私も自分のスキルでなにかできないかなと考えていました。でも今は一生懸命働いて寄付したほうがいいのかな。なんて思っていた矢先にKさんの活動を聞 いて、ニットの良いところを見つけられた気がしてはっとしたのです。それまでいくら考えてもニットってすぐできるもんでもないし、実用的かと言えば、ユニ クロのヒートテックには全然勝てないなぁ(ものすごい数のヒートテックを寄付してはりましたよね。)、そんでもって寄付すると言っても値段的にどうよ(誰 でもできるから高値をつけにくい)という具合にニットの悪いところばかり見ていました。
でも逆に言えば
時間がかかる→考える時間がもてる
誰でもできる→輪が広がる
何枚も編まないといけない→継続性がある
そしてそもそもニットってね、ただの1本の糸が面になり立体になりと、形を構築していくもの。糸に触れること、そして考えることで私たちはつながっているという気持ちにさせてくれる。
Kさんが考えたプロジェクトはニットの良いところを最大限に活かしたシステムになっているんだなぁと。

そしてですね、つい最近、ある方に相談しにいきました。いつも仲良くさせていただいてる方で強いコネクションをお持ちの方です。(大体想像つくと思いますが笑)まだ今は作戦を練っている途中ですが、ここ京都にも台風の目になれるような活動ができたらなと思います。

では!また来週!

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