2010年5月2日日曜日

しつこいけど、本当に臭かった羊毛の件と1年前の今日、星になったあの人について

どもどもatricotです。

HPのnewsでも書きましたが、うちの弟ササタニーチェが、羊毛刈りを体 験してきました。
そのくだりは、彼のブログでも書いてあります。→「何故か羊」

ポンタさんのつてで、去年 私もおなじ場所で毛刈り体験をさせていただきましたが、さすがに怖くってハサミでしかちょきちょきできなかったのです。でも弟はバリカンだったようで、よ うやったなぁと思いますわ。

スピンハウスポンタさんから近々、糸紡ぎの本が出るそうなんですが、なんと今回は解説DVD付き!これでササタ ニーチェも関わっているのです。超楽しみなんですけど~!
でも私の紡ぎ教室の仕事が減ったりして(笑)

最近またatricotの ニット動画の感想を送って下さる方が増えてきて、ほんっとに嬉しいのですが、やっぱり本より動画のほうがわかりやすいですよね~。
私も出そうか な。スポンサー募集中です☆

それはさておき、弟が刈ってきた羊が、あまりに大きな塊なので、部屋のなかにあると気になって仕方がなかった ので、こないだ、えいやっと洗ってみたのでした。

羊これこれ。結構でかいんです よ。
2.7キロあります。私の洗った羊のなかでは過去最大級です。

それが、なんと まぁ、ほんとうに、マジで、最高に、臭いんですよっ!
何回も何回も洗ってきたはずやのに…いつもは、「あーくさっ!でも慣れるといいにおいなんだ よね~♪」ってなるはずやのに。

獣のにおいに、梅雨時期の満員電車のおっさんのにおいを100倍に濃縮し、何年もお風呂に入ってない人た ちの…あ~あ~、書いてるだけでオエッってなりますね。

つまるところ、獣の臭さ、糞尿の臭さプラス、ちょっと汗っぽい、酸いい~かんじな んですよ。
もう、ほんま、何をどうしたらこんなにくさなんねんっ!

臭さには慣れてると自負していたatricotには、ショッキ ングな出来事でした。
羊好きと公言しているこの私が、目の前の羊の臭さで倒れそうになってるとは!

もしかして…ワキガ的な、 ちょっと他の羊とはなにかの分泌量がちがうとか?それとも、なんかめちゃくちゃストレスをかんじてて、四六時中、イヤな汗が出てるとか?
うーん、 畜産協会の羊さんだからそんなわけないか。

…もしかして、これがオスのにおい?

というわけで、すぐに弟に電話して確認し てみました。あんたの刈った羊にはアレがついていたかと(笑)ビンゴでした。
しかも、ポンタさんが、羊って普通はメス100匹に対して、オスは1 匹ぐらいの割合でしか生存してへんねんって言うてはったで~って。これは初耳だ!

えー!じゃぁ、今まで洗ってきた羊はほとんどメスやった んかなぁ。
ということは、この強烈なにおいってオスやったら普通なんやろか。これがフェロモンというやつなのか?

ポンタさんは 「オスって、ちょっと酸っぱくてあま~いにおいがするんだよね~!」と言ってはったのを思い出し、今それ言われたら、失礼ながらも「正気ですかっ!?」っ てケンコバ風に突っ込んでしまうわ。と思いました。

だって、ほんまに臭かったんやもーん!

お風呂場で洗っていたのです が、母がそーっとお風呂場のドアを閉めようとするんですね(笑)ほんで「ちょっと!たのむし開けといてっ!死ぬ~!」って3時間くらい攻防戦を繰り広げて おりました(笑)

まぁ、そんなこんなで将来、大好きなさつまいもを育てながら、羊を飼うという人生計画を、さつまいもを育てるのみに変更 しました。はい、あっさりと。

羊でもこんなにキレイになりま した。
これで弟に帽子でも編んであげます。においはとれてる…ハズ。


それ と、ごくごく私的なことなのですが、今日という日にどうしてもスルーできない話がありまして。

それは1年前の今日、天国に行ってしまった キヨシローのことです。

じつは、昔っからものすごくファンでっていうわけではありませんでした。好きは好きだけど、全然、熱狂的になった わけでもなく、彼の訃報を聞いたときは、どこかにぽっかり穴が開いてさみしいなぁというぐらいで。
でも今年の最初に彼の個展にふらっと行ったんで す。彼の絵は本当に素晴らしくって、ドキドキしました。そして、映像を観てたら涙が出そうになってきて、なんだこの感情は!って思って。
そっから です。かたっぱしからyoutubeでキヨシローの歌ってるとこ、喋ってるとこ、ほんと毎日ずーっと観てて、本も買って、もう知れば知るほど大好きになっ てしまいました。
神聖かまってちゃんの「ロックンロールは鳴り止まないっ」状態です。
「何がいいんだか全然わかりません!」だったはずの 音が「イヤホンとってもMDとってもなんでだ全然鳴りやまねぇ!」ってかんじで。あ、これも名曲ですね。

なにが好きって、丸ごと好きで す。彼の顔も声も言うこともすることも。なんで死ぬ前に気づかんかったんやろうと、彼の動いてる姿を見て何度も思いました。
彼のライブを1度だけ 観たことあるんですけど、そんときもなんで、もっともっと味わえへんかったんやろうと。
今さらですよね~ほんと。

タイミングなん ですよね、きっと。10代で観た映画を今観ると全然感じ方がちがうように、きっと今だからこそ、すーっと心に入っていく音楽がキヨシローやったということ やと思います。
彼に触れると、ロックという意味を再確認させられます。ただ単にジャンルでいうロックじゃなくって、その精神性にハッとさせられま す。
愛だの恋だのという歌って、お前に言われたかないよって思ってしまうことがほとんどなのに、今の私と同い年くらいの若きキヨシローが言う「愛 し合ってるかい!」にはものすごい説得力があります。彼は人同士はどこまでいっても理解しあえないという事実を知ってる。
愛という言葉が、いかに 人間のご都合主義で出回ってるバカバカしいものかということも知ってる。だからこそ彼は問いかける。そうすることで、彼の言葉はすべて彼自身の言葉にな る。どこかの借り物が溢れてる現実で、彼は今でも生き続けてるような気がします。
少なくとも私のなかでは。なんかつたない言葉ですが、そんなかん じなのです。

今、この瞬間でも私はちゃんと私の言葉を発しているのだろうか。私の作品をつくっているのだろうか。誰かにとってかっこいい ことじゃなくって、自分がかっこいいと思えることができているだろうか。
いつもそれができずにいて、へこんでしまう。そんな夜に夢に出てきて、 歌ってくれるキヨシローの懐の深さといったら!(って私の潜在意識がコントロールしてるんやろうけど笑)

音楽で人生が変わるなんてことは ないんですけど、でもでも、私のキヨシローは鳴り止まないっ!これからもお世話になります。

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