2009年3月29日日曜日

おいしいうどんとムーミン展

今日はひさしぶりにうどんを食べました。

うどんはめちゃくちゃ好きです☆とくにコシのある讃岐うどんが大好きです。
どんな寒い日でも冷たい生醤油うどんを注文します。シンプルで一番おいしい♪

行ったのは、梅田のロフトから少し歩いたところにある「うどん屋きすけ」です。
ここは夜遅くまでやってるので、ちょくちょく行きます。たいていのおいしいうどん屋さんは、早い時間で売り切れてしまうので、夜遅くてもOKなのはかなり嬉しいです。


…えー、写真はないです


よく食べ物のブログをアップされてる方を見ますが、すごいと思います。
だって、いつもお腹減りすぎて、食べ物が目の前にくると写真を撮るよりまず食べたいんです。というか、写真を撮ることさえ忘れている始末で…

まぁでもここはレポート勝負ということでっ!

こ こは、麺もコシがあっておいしいのですが、特筆すべきは天ぷらです!どれもこれもすごくおいしい!良い素材を使われているのもよくわかります。トッピング でいろいろ選べます。いつも悩むのですが、atricotは結局なす天とさつまいもの天ぷらです。そして一緒に行った人が頼んだものを「一口ちょうだい ☆」って、いろいろもらうという、なんとも女子的な食べかたです。
かま玉もおいしいよ(Oさん、ありがとう笑)


きっとうどんは一生好きな食べ物だと思います。でもまだ京都でお気に入りのうどん屋さんを見つけられてないんです

誰かおいしいうどん屋さんをご存知の方がいらっしゃったら、ぜひぜひ教えてください!!



…なんか、今日はいつもと違ってOL風のブログですね(笑)

というのもネタがあまりなかったんですよ(汗)
本当は糸と羊で溢れていたアトリエを大掃除&模様替えして戦闘態勢に入ったぞという内容にしたかったのですが…

片付けられない女の人にプロの掃除アドバイザーが掃除と整理整頓のアドバイスをしている番組を見て、この方法でやってみようと頑張りました。
それは、まず部屋のものをいっさいがっさい外から出して、要るもの、要らないものを分けて整理しながらしまっていくという方法です。
おかげでatricotのアトリエの廊下がこんなことになってしまいました(笑)



しかも、よう考えたら全部要るもんやし(笑)
1日で終わらせる予定が丸2日かかりました。トホホ。

そのくせ見た目は前と変わらない。あ、掃除したんだ~というくらいで、とくにわざわざこちらで公開するほどのことでもなかったのです。

そんなこんなで、今回のブログは今日のできごとをそのまま書いております。
そのくせ、いつものごとくテキスト長くてすみません


そして、今日はムーミン展に行ってきました☆

久しぶりの展覧会です♪
絵を観るのが大好きなので、学生時代はよく美術館に足しげく通っていました。でも今は時間がないのを理由にとんとご無沙汰です。なんというか、本当に頑張らないと行けない状況を自分でつくってしまってるかんじです。
今年の初めに、ものすごく行きたかった毛マニアの個展を逃して、これはいかんと思ったのです。休みは休みとして、自分のために使おう!と。「いつか行こう」では絶対行かれへんと。

なので今年はどんどんインプットしていきます☆

その第一弾として、今日はムーミン展に行ってきました。
大丸でやってるので、すごく行きやすいはずなんですが、去年はおなじところでやってた「ターシャ・テューダー展」を見逃してるんです。だから昨日から「行くぞ!」と決めて行きました。でないと行けないというのも情けない話なんですが…

ムーミン展の話に戻ります。
さすが北欧ブーム!?日曜日だったのもあってものすごい人でした。昼間にはグッズ売り場に長蛇の列が出きていました。
原画がほとんどだったのですが、どれもかわいかったー!
原画は植物の描写が素敵でした。立体模型はキャラクターの服がかわいかったです。帽子をかぶってる子がとても多くって、帽子ばっかり気になってました。
でもatricotは、ひっつめおだんごのミーの大ファンです。昔っからよく似てる似てるって言われます。ミーみたいに目が大きくないんですが、なんででしょう?小さくて、ちょっといじわるそうなかんじとか?
なので勝手に親近感が湧いちゃうんです。今日は、いっつも眉間にシワを寄せてるミーが、満面の笑みを浮かべてるときの顔を初めてみました。なんか嬉しい(笑)

そしてatricotも例にもれずグッズ売り場に長時間滞在してました。明らかに高いんですけど、やっぱり買っちゃいました☆


チロリアンテープです。ミーバージョンとニョロニョバージョンの2つを購入しました。裏側もかわいいです♪
1本1000円です。高いー!手芸ものには弱いのです。
ニットに合わせて使いたいです。



ミーのシールです。シールとか使わないガラなんですが、 これもかわいさに負けてしまいました。
しかもおなじの2枚購入。右下のミーは満面の笑みです。(ちょっとサザエさん風味)
キュンとなるほどかわいいです♪赤い服がつくりたくなってきました。





やはり、おいしいものを食べたり、いいものを観たり聴いたりするのって大事なことですね。あれやらなくちゃとかこれができてないー!ってばかりの日々にちょっとした、心のゆとりができます。
来月も行こうと思ってる個展と展覧会がありますので、またこちらでご報告できたらなぁと思っております♪

 

2009年3月22日日曜日

田守先生の課題

現在、atricotはニットのお免状をあげる資格をとるための手編み講習を受けています。

最初のお師匠さんに教わっていたのはKCSという編み物協会で、今はそれとは違う日本ヴォーグ社のテキストに沿って習っています。

お師匠さんが亡くなってから、自分なりに一生懸命勉強しました。そして、ついには人にお教えできる仕事につくことができ、もう私はずっと人に教わることはないのかなぁと思っていました。お免状を受け取るのもあげるのも興味なかったし、経歴なんかどーでもいいわいと、やたらロックなニッターを目指していたのですが(笑)

とても素敵な先生と出会い、この方にニットを教わりたいっ!という気持ちがむくむくと湧いてきて、講習を受けさせていただくことになったのです。それが去年の春です。

大好きな田守先生のHPです♪happy bird

お手本と言うのもしのびないくらい、すごく素敵な先生です。優しいしかわいいし、いつもキレイにしたはるし(私に決定的に欠けてる要素)、そして聡明で、atricotが目指したいオトナの女性です♪
あ、私の先生と言うと、おばあちゃんをイメージされる方がいままで何人かいらっしゃったのですが、先生はお若いです☆
私の妹も田守先生に一度会ったことがあるのですが、彼女も私の話を聞いてて「そんなすごい人やったらきっと年齢と経験を重ねたおばあちゃんなのだろう。」と勝手に思っていたみたいで、ものすごくびっくりしてました(笑)

そんなわけで、田守先生に教わってからもうすぐ1年が経とうとしております。
ということで今日は講習内でつくった作品を一挙公開してひとり反省会をしたいと思います(笑)
習う前までは、「私は勉強してきたし大丈夫。」と思っていた自分が超恥ずかしいです。
というのも、毎回が発見の連続です!


*Vネックのベスト*
ポイントはVネックの編みかたなど。なぜ、こんなデザイン&配色にしたか不明です。きっと、爽やかになりたかったんです。ですが、一度も袖を通していません。糸の選択を間違えたのか、ものすごくチクチクするんです~(泣)








*カーディガン*
今度はカーディガンです。これまたムチャな挑戦をしてしまい、これ、カシミヤ100%です。しかも編んだあと、風合いを出すために縮絨しないといけなくって、でも縮絨すると縮むんです。なので縮み分を計算したりと、いらん作業が入りました。しかもゴム編みの部分が縮絨によって固まるのでゴム編みの伸縮の機能がまったくありません。生まれて初めてニットをしていて「辛い!」と思いました…って自分のせいですが(笑)





*かぎ針のベスト*
前回のカーディガンが編んでてしんどかったので、ここは徹底的に楽しんでやろう!と好きな色で編みました。めちゃくちゃ気に入っています☆atricotに何度か会ったことのある人は、一度は見たことあるんちゃうかというくらいよく着ています。ややこしそうな編み地に見えますが、じつは簡単(しめしめ)♪ただ、好き勝手編んだ分、糸始末が超めんどくさかったです。3時間はかかりました!






*ネックから編む丸ヨークワンピ*
初めて、ネックから編む丸ヨークに挑戦♪以前のブログ「自分の作品が一番わからない」に編みかけの状態で登場しましたが、完成しましたよ~☆配色であれだけ悩んでいたくせに、できあがってみると「意外といける!」と思い、そのまま着てます(笑)スポっとかぶれてらくちんです。







*ギャザースリーブのカーディガン*
これが一番最近の作品です。ギャザースリーブが課題です。うーん、でもatricotは肩がごついうえに二の腕が太いので、王子様もしくはモビルスーツみたいになったらどうしよう!と思っていました。なので袖をできるだけ短くし、袖口をしぼりました。そしてショート丈にすることですっきりしたかんじに。着るとかわいかったです☆ただ、ボタンがすごく高かったので、5個つける予定を4個にしたというケチっぷり(笑)自分のものだからいいんです!


現時点でつくった作品は以上です。あぁがんばったなぁ~!
って、いっつも優しい田守先生に励まされてここまできたようなもんです。実際は、作品の提出も遅いし、講習中も白目むいて居眠りしてることもあって、ほとほとダメ生徒なのです。すみません…
でもすごく楽しいし、いろんなことが勉強になります。技術的なことだけでなく、こういう言いかたをすればいいのかぁなど、田守先生の教えかたとか授業の進めかたとか、本当いろんなことが刺激になります。

今はミニチュアの服を編んで、ポロカラーの技法を学んでいます。そのために人形を用意しないといけなくて、ほかの生徒さんはみんなティディベアを持ってきてはったのですが、私だけエルモでした(笑)あ、でも同僚のIさんもやたら頭のでかいミッフィーやって(しかも既に服を着ていた笑)なんだかおもしろかったです。またこれも後日ご報告させていただけたらと思います♪

2009年3月15日日曜日

「ぼくの大切なともだち」

こんにちは☆atricotです。



今日は、ここ最近で一番よかった映画の話をします。



アトデミー賞から火がついて、その後またまた映画をよく観ていたのですが、これがまた当たりばっかりで☆



そのなかで一番印象に残った映画を、紹介します♪



パトリス・ルコント監督の「ぼくの大切なともだち」←予告編が観れますよ☆音楽サイコー!でもなぜナレーターが小朝なのか(笑)



↑の予告編をご覧いただいたら、話のはじまりがわかってしまうのですが…



自分のことと仕事のことしか興味がなかった古美術商の中年男性が、同僚に

「あんたって友だちいいひんやろ。」

って言われて、そんなことないわっ!と否定したら、ほな友だちを連れてきなさいよ!という話になり、その男性は大慌てするわけです。

プライドの高い彼は、最初は「いやいやおるはずや。」といろんな人をあたってみるのですが、みんな知らん顔。初めて「僕には友だちがいない」という現実を受け入れるのです。



でも友だちを連れていかなければ、みんなにバカにされてしまう。

ということで、なんとか友だちをつくろうと奔走します。



そこで出会ったのが、タクシー運転手の男性。お人よしで誰とでも気軽に話せるきさくな彼に、なんとか友だちのつくりかたを教えてもらおうとします。



ここからのくだりが、本当におもしろいです!



具体的に言ってしまうとネタバレになってしまいますし、こんな私の駄文よりも、巨匠ルコントが描く人間模様のほうがもっともっといろんなことを雄弁に語ってくれるので、ぜひ観ていただきたいと思います!



というのも、ここまでのかんじだと「友情モノ」のくくりになってしまいそうだからです。でもでもでも!単なる友情モノとはけっして言いたくないのです。



人にはみんなそれぞれ事情があって、でも他人の事情をいちいち知らなくても人は生きていけます。そうやって生きていくなかで、自分が気づかないうちに自分と世間(もしくは人やコミュニティ)とのあいだに「ズレ」ができます。

私もよくあります。「あれ?みんなこういうふうに物事を捉えるんや。」とか。伝えようとしてもうまく伝わらなかったりするのって、やはり私とその人とのあいだにズレがあるのだと思います。



その「ズレ」をルコントはとてもシニカルに描いています。でも全編を通して、クスっと笑えて、最後はなんだかハッピーな気持ちになる。たっぷりの愛情を持って皮肉るという、ルコントならではの手法にすっかりやられてしまいました!



ものすごくありきたりな表現ですが、この映画の要素のひとつは「ルールとモラルの違い」だと思います。

主人公は友だちをつくるために、まずつくりかたを教わろうとします。これはルールです。最近でも「○○になるための何カ条」とか、「○○のつくりかた」とかHOW TO本やそんなタイトルの映画が多いです。映画は売れるためにそんな邦題がつけられてるのだと思いますが…

そしてアイタタな主人公はルールばっかりに目を向けて、大事なモラルの部分を無視しちゃうんです。みんながあきれるほど、平気で人を傷つけたりするんです。そしてとうとう、これがとんでもない結果を招いてしまいます。



私もじつは今日、ある人に「あんたには信念というものがないっ!」と怒られてしまいました。それでこの映画の話になったわけではないのですが、そういえば私も自分の抱えてる問題点を、他人のルールで解決しようとしていて…へんなところで結びついてしまいました。でもルコントの描く人物同様、それに気づかない本人は無意味にやたら一生懸命なんです。それがまた、はたからみると滑稽で…嗚呼、私もルコントのかっこうの題材にならないようにっ!


2009年3月8日日曜日

点と線

やっと気持ちが地についてきました。


おばあちゃんを失った悲しみはすぐには癒えませんが、たくさんの方とお話することで気持ちが柔らかくなります。なんてことない会話でもそれで笑いあって、楽しい時間を共有する。それが私の一番の薬かも。ニットの教室をさせてもらってよかったと、改めて思います。(仕事しようよってかんじですけど。笑)


今もまだ、家はバタバタとしておりますが、気持ちは穏やかになりました。



なんかいろいろあったけど、今が転機なのかもしれません。



去年は自分のカラダのことをなんにもかえりみず、ただひたすら目のまえのことをしてました。でも要領が悪いのか、おそろしく手が遅いのか、全然思うように進みません。締切にはギリギリ…いや遅れてしまうこともしばしば。休日ももちろんつぶれるし、余儀なく徹夜することも多く、本当にわけのわからない状態で、前の日のことを聞かれるとあまり記憶にない…でも、私は全然進めてない。周りの人が親身になってサポートしてくれてるのに、全然応えられない。こんながんばってるのに、なんでできひんのやろうって、自分に対して劣等感を抱き、それがいやでなにかのせいにしたり…。



そんな状態が続きました。



そしたら2月に入って、おかしなことが起こりはじめました。

自分が思ってることと違うことを無意識に言っていたり、思いどおりに体が動かなかったり。そしてとうとう、身のまわりの電化製品が壊れていきました。これ、以前にもあったんですが、自分の状態がよくないと機械に表れるようです。整備したてのバイクのチェーンが外れたり、車が突然動かなくなったり、DVDがつかなくなったり…。そして今回はパソコンが急にプスーンと真っ黒になりました。幸いディスプレイが壊れただけだったので、よかったです。でもデジカメも真っ黒になったままフリーズしました。いまは全然大丈夫なんですけど、いったいあれはなんやったんや?というかんじです。



実際、その矢先にウイルス性胃腸炎になりました(笑)



自分が引き起こしたことばっかりなんで、こんなにしんどいってことが言いたいわけでは毛頭なく、ただひとつ重要な問題は、カラダとココロが離れてしまってることです。それをずっと無視してきたことです。



2月の2週目のブログは「新兵器」について書こうと思っていたのです。



なんと!ふんぱつして編み機を買いました。

そして、次の週になんとなんと!ドラムカーダーをふんぱつして買いました。

とてもとても素敵な方に譲っていただいたのです。



Witさんのブログです。

織りを中心にされていますが、日々の生活をとても大事に丁寧に過ごされているのがじんわりと伝わる、素敵なブログを書かれています。



その出会いもすごくココロに響いたので、Witさんのことと、手元に届いたこれからatricotの活動を支えてくれるであろう新兵器をお披露目しようと思っていたのでした。



でも、未だに新兵器にはまったく手をつけられていないのです。

Witさんはご自身のブログですぐ私のことを書いてくださったのに、私はと言えば…

編み機なんかまだダンボールにおさまったままで、封も開けていません。



なんかムリして見せびらかす気にもなれず…、置く場所を決めて快適に作業ができるように模様替えから考えている始末です。



まぁでも、これから有効に使えるための準備期間と考えています。



そう、Witさんとのお取引のやりとりで、最後におっしゃった言葉。





「徹夜はいけません。体壊します。



お父様もお母様もatricotさんが幸せなら自分も幸せなのです。親ってそうなんですよ



私がこうして好きなこと出来るのも子供が心配させないから出来ることなのです。」





じつはその以前から体調がすぐれませんでしたが、この言葉をいただいた次の日に、ウイルス性胃腸炎になりました。そして5日後におばあちゃんが倒れました。しかもWitさんのブログで、私のおばあちゃんが亡くなった次の日にWitさんのご主人もお葬式に行かれてると書かれていました。そして「いつなにが起こるかわからないから日々を大切にしよう」と。



そして先週の水曜日、スピンハウスポンタさんのところで次号のSPINNUTSの撮影をしてきたのですが、当然こんな状態で作品づくりが進むわけはなく、かぎられた時間のなかで作品をなんとか仕上げたのですが、もう愚直なぐらいどストレートな作品ができました。でも時間がないとかいろんな理由をならべたてることなく、不思議なくらい、これが私の実力だわと素直に思いました。

その日は、織り担当のorioriさんの作品も見せていただきました。これが本当に衝撃でした。まだ次号が発行されていないので中身は言えませんが、感動で身震いがしました。髪の毛が逆立っていたんちゃうかってくらいです(笑)

いつもはなにか作品を見たときに、無意識に自分の趣味や嗜好のフィルターを通して見てしまいますが、この作品はちがいました。そんなもんを飛び越えてココロにぐさーっ!って刺さりました。



人を感動させられる作品ってこういうことなのか。1日いや、1年かけてもできない人はできない、一瞬一瞬×その方の生きかたの積み重ねでできるものなんだと思います。



ああ、とにもかくにもやっぱり生活って大事だ。あたりまえだけど、なかなか大事にできない自分がいます。というか、どうやって大事にするかさえわかっていないかも。よく寝るってことぐらいしかできてません。



でも今、すべてのことがきっかけになっていると思います。私の身に起きたすべてのことが点と線でつながり、ひとつの導線ができています。前回の日記にはそんなふうに思えるほどポジティブではないと書きましたが、なんかここまでくれば白旗をあげるしかないなぁなんて…いい加減気づけよっていうくらい、出会う人出会う人が私を幸せな気持ちにさせてくれます。そうです、自分が幸せでなければ人を感動させることは難しくなっていく一方です。



まだまだこれからも模索の日々を送ることになると思いますが、また新たなスタートを切ります。2月にホームページもリニューアルしたことですし、私自身もリニューアルして作品をつくり続けます☆



とにかく今月は模様替えと、いちはやくオーダーをこなしてお客様にお届けすること。



また近況はこちらで報告させていただきます。

次こそは写真付きで(笑)

2009年3月1日日曜日

美しい人

前回のブログからだいぶあいてしまいました。



書けるようなネタはやまほどあるのですが、逆に心がついていかない。



でもこれを書かないと前に進めない。





今日はおばあちゃんの話をしたいと思います。





2月20日、私のおばあちゃんが亡くなりました。



お風呂場で倒れて、おじいちゃんが見つけたときにはすでに息はなかったようです。



本当に突然のことでした。大きな病気もなかったし、とても元気でした。



倒れる2時間くらい前に、いつものように、我が家におばあちゃんから電話がかかってきてました。東京に住む弟が実家に帰ってきたところでした。それをおばあちゃんは覚えていて、一緒にご飯食べに行こうねという電話でした。



全然信じられませんでした。いつも元気で笑顔を絶やさなかった人が、目の前に急にいなくなるなんて。



悲しい気持ちと同時に、ものすごい後悔の波が押し寄せました。



いつも元気でいてくれることをいいことに、私は仕事が忙しいのを理由に、全然顔を出しませんでした。車で30分という近い距離にいるにも関わらず、遠くにいる妹や弟のほうがよく会っていたくらいです。なんて不孝者なのだろう。って思ってもしかたがないけど、おばあちゃんに寂しい思いをさせてしまったこと、それを見て見ぬふりしていたことが本当に情けない。いったいなんのために仕事をしてきたのだろうとさえ、思いました。



去年から、今年の家族プロジェクトはおばあちゃんとおじいちゃんに決めていました。



これだけ長い間ニットをしているのに、ふたりにはなにも編んであげたことがなかったからです。



ふたりが喜んでくれるのがとても楽しみで(きっとなにあげても喜んでくれる優しいひとたちなんです)、なにを編もうかなと今から考えていました。



でも、そういえばおばあちゃんの好きな色ってなんだろう?外套の色は覚えてるけど、これが好き!っていうのは聞いたことがない。そう思うと、好きな食べものや好きなものもこれっていうのが、いまいち思い出せない。



というのも、おばあちゃんはいつも人のことばーっかり考えてる人でした。ご飯のときも「あれいる?」「これいる?」ってばっかりで、おばあちゃんからなにが食べたい、これがしたい!っていうのはあまり聞いたことがありません。でもいつもニコニコ。なんでもおいしそうに食べて、いつも楽しそうでした。

あまりに人の世話ばかりしようとするので、なんでこの人は自分のほしいものを言わないんだろうと思うこともありましたが、それがおばあちゃんの幸せだったんだと、今になってわかりました。



私に会うたび痩せただの(全然痩せてないのに)、キレイになっただの言うてくれるのですが、はっきり言っておばあちゃんのほうが美人でした。残念ながら隔世遺伝はしてません(泣)



本当に容姿も心根も美しい人でした。





おじいちゃんをはじめ、うちの家族みんなの心に大きな穴が空きました。それを埋めようと必死にがんばっています。

弟は、東京に帰るまで、一度も家に帰らずにおばあちゃんの家に泊まって、掃除をしたりおじいちゃんと散歩に出かけたりしていました。岡山に嫁いだ妹も、来週までは、一緒におばあちゃん家で家事をしたり、おじいちゃんにご飯の炊きかたなどを教えています。

そして実家組の両親も、できるだけそこに行くようにしています。

私はまた体調を崩してしまったので、今日、4日ぶりにおばあちゃん家に行きました。



そしたら、少しずつおばあちゃんの気配が消えているのが、わかりました。



少し前までは呼んだらひょいっておばあちゃんが出てきそうだったのに、今日はなんとなく、もういはらへんのやなっていうのがわかりました。

寂しいことではありますが、生かされた者たちが、ここでがんばって前に進もうと生きている証拠なのだと思います。どんなにつらいことがあっても、人一倍笑顔で乗り切ってきた、おばあちゃんの意志の強さがみんなの心に刻まれているのです。



でも、私はまだくよくよしていました。



四十九日が過ぎていないので、このへんにいはるであろうおばあちゃんに生前話せなかったことを、いろいろ話してみました。
それまでは「なんで急にいってしもたん。」とか「なんにも編んであげられへんかったなぁ。」ってくよくよしたことばかり言ってたのですが、そういえばおばあちゃんはかなりの心配性でした。今こんなことをやってるよって話してみようと思ったのです。

そうするとあらためて自分の環境が恵まれていることを、ひしひしとかんじました。

以前、私の才能は、いい人が集まってくることやとある人に言われたのですが、本当にそうです。私の周りにいる家族や友だち、仕事先の人や生徒さん、みんなみんな本当に素晴らしい人ばかりです。

そして、そっか私も人の幸せを手伝える仕事をやってきてるし、もっともっとそれができる環境にあるなと思いました。おばあちゃんみたいな人になるなんて絶対ムリやと思ってたけど、目標にはできるんや。



やっと前を向いて歩ける。そんな気がしました。



「自分に起きたことのすべては、自分をいい方向に向けてくれるきっかけになる。」



よく言われますが、私はまだまだすんなりとそう思えるほど、ポジティブではありません。でもまわり道をしながらも、あああれはこういうことだったんだなと思えるように持っていける努力はしたいと思います。もちろん、おばあちゃんのことも。



だからおばあちゃんには、いつまでもあたたかく見守ってほしいという気持ちはありますが、まずはなにも心配しないでゆっくり休んでもらえたらと思います。



さ、これからまたバリバリ動いていきたいと思います!

そのまえにおばあちゃんと私の周りにいてくれる人全員に、たっくさんの感謝の気持ちを込めてとびっきりのチュウを♪