2008年12月28日日曜日

もう終わっちゃったけど…クリスマスカードの話。

さてさて、クリスマスも終わってしまいましたね~



毎年思うんですけど、街もメディアも人も、25日を過ぎたときの変わりようってすごいですよね。みんな一気に年末モードになっちゃう。

あたりまえなんですが、街中から豪華な飾りつけやかわいいディスプレイが一日で消えて、クリスマスソングがぴたーっと止んで、全体が閑散としてて行き交う人もまばらです。浮き足立った雰囲気から、もう年が明けちゃうぞというせわしな~い雰囲気になりますよね。正月になったらまたぐっとにぎやかになるんですけどね。

このクリスマスと正月の間の静かなかんじが、無理やり、地に足をつけさせられてるみたいで、妙な焦りをおぼえます。

というのも、atricotの仕事納めが、まだまだ先やからなんですけどね。大掃除もまだです。クリスマスの浮かれた雰囲気に流されて、フワフワしてたら、またいろんなことが締め切り間近…(笑)

クリスマスと正月のあいだって1週間しかなかったんだ!って。もうちょっと日をあけてくれないだろうか…。



そんなわけで、いつもどおりのぐうたらatricotですが、そうそう、HPのクリスマスカードはみなさんご覧いただきましたでしょうか?

自分で言うのもなんですが、あれ、かわいかったですよね(笑)



暑中見舞いに引き続いてのカードづくりだったわけですが…小さいからすぐできるわと思っていたら、意外と難しいんですよ~

作品をつくるだけじゃなくって、それを使っての構図とか、文字の入れかたとか、いつもとはひとあじ違う難しさがあります。



…って、今回は構図も文字もルイスさんに丸投げしちゃったんですけどね…反省。



今回は、初めてミニサイズの服をつくりました☆atricotは、基本的に実用的なものをつくる主義なので、誰も着れない、ミニサイズの服をつくるなんて、思ってもみなかったことだったのですが、これが結構楽しいんですよね~



これが製作途中↓









まず土台を針金でつくりました。つか、どんなけ不器用やねん!ってくらい不安定ですよね(笑)ほんと、手編み以外の手芸はダメなんです…



サンタ



そしてこれが、セーターの前身頃。横着して袖も一気に編んじゃいました。



サンタ



出来上がってみると、あら!手のひらサイズで超かわいい♪





でも結局間に合わなくて、出来上がりがこんなことに…



サンタ

首ちょんぱやん!ほんで、なんか、首から羊毛がはみ出てるし…

写真でごまかせないだろうかと、とりあえず、そのままルイスさんに渡しました。



at「はい、できました!」



ルイスさん「ちょっと待って。これ、首ないやん。どーせいっちゅうねん!」



at「いや、そこをなんとか…」



ルイスさん「…」



というやりとりの後にできたのが、あのクリスマスカードです(笑)





いやぁ、みなさん、ここでクリスマスの奇跡が起こったということです!







…うそです。すみません。これは、ルイスさんの技術のおかげですっ[:汗:]




2008年12月23日火曜日

生徒さんからいただいた写真と、HPこぼれ話

最近のテンション上がったこと。
生徒さんから作品の写真を送っていただいたんですが、その写真がめちゃくちゃかわいかったので、こちらにもご紹介させていただきます。
以前の日記にも書いたのですが、ワンちゃんのセーターを編まれてる生徒さんです。

この写真!


めちゃくちゃかわいくないですか!?
ペットを飼ったことがないので、よけいなのですが、ワンちゃんって上から見下ろすことは多々あっても正面で見ることってあまりないんですよね~!


でも上から見てもかわいいだなぁ~!


にゃー!

めちゃくちゃ癒されました♪
作品の方はgalleryのページに載っていますので、詳しくはそちらをご覧ください♪

Mさん、ありがとうございます!


じつは、最近…と言っても、12月からなのですが、それまでルイスさんにまかせっきりだったHPの作業を少しずつ自分でもできるように、教えていただいてます。まだほんのちょっとなんですけど。こないだやってみたのが、galleryの写真でした。上のワンちゃんの作品が記念すべき1回目のアップでした。まだまだ訂正箇所がありましたが、自分でできた!ということが大ニュースのPCオンチatricotなのでした。
やってみて、やはりこのHPはすごいんだなと(笑)大変なことをしていただいてるんだなとあらためて実感しておりますです。はい。
ほんとはね、想像できなくちゃいけないんですけど、それが難しいというか、自分の都合よく、簡単にできはりそうとか、思っちゃうんですよね。
でも、それはよく考えたら
「わたしぃ~ニットってやったことないんですけどぉ~、彼氏にぃ~セーター編みたいし教えてほしいんですけどぉ。クリスマスまで編みたいし、あと3日?みたいなぁ~」
とか
「マフラーぐらいやったらすぐできるでしょ?編んでよ。」
と、言われたときのatricotの心情とおなじなんですよね(って、さすがに、ここまでの人はいませんけどね笑)
ニットを知らんから言えるみたいなね。実力以上のものを編みたいっていうのは、全然OKなんです。atricotがそうですし(笑)でも、甘くみているというか、そんなんできるでしょという類の発言には、あまり心が広いとは言えないatricotなので、すぐカチーンですわ。
でも、自分もHPという畑違いのことに関しては、そうじゃないのだろうかと。甘くはみてないとは思うんですけど、気軽に「アップお願いします~!」って画像とテキストを送ってお願いしてただけなんですけど、それが、どういう過程でHPに掲載されるまでのものになるのかっていうのを、やってみたり、のぞいてみて、初めて気づいてしまうんですよね。ああこんなけのことをしてくれたはるのか~!って、驚いてばっかりです。
でも、プロはそれがどんなけ大変かなんて、言わはらへんのですよね。それを相手に伝えるより、結果で喜んでくれるほうが価値あるものなんでしょうね。

私はいつも、誰に対しても「いやこれ大変やってん!」って言いまくってますけどね(笑)ニット極道を行くぜ!なんて日頃思ってますが、全然遠いやんか!

2008年12月17日水曜日

大盛況!指編みイベント☆

前回のアップから、もう2週間も過ぎようとしているのですね(驚)!



ひとりで盛り上がったアトデミー賞後半も書きたいのですが、今回は、昨日行ったばかりの指編みイベントについて書こうと思います☆



会場になった城陽市の北部コミュニティセンターは、これで2回目で、前回は小学生の親子を対象に指編みイベントをやらせていただいたのでした。

もうあれから1年経つんですね~!はやっ!

去年の12月1日付けのブログにも書いてますので、興味ある方はご覧ください♪



前回とは、うって変わって、今回は大人の方向けのイベントでした。しかも、人数が前回の倍の18人という、atricotには未知の数字でした(汗)18人って!指がなんぼあっても足りんわいっ(笑)

ということで、今回は強力助っ人のI嬢さんを連れて、臨んだのでした。

やはり、これだけたくさんの方に、いっぺんにお教えすることは初めてだったのでとても大変でしたが、すごく楽しかったですよ~!



そのときの模様はこんなかんじです↓↓







今回も、好きな色の組み合わせで、糸を選んでいただきました。心配していたのは、みなさんが、同じ色ばっかりを選んでしまわないかということでしたが、おもしろいのがですね、やはりみなさん、個性が溢れてるんですよね~!しかも、これは派手やし、持っていかんとこうかなぁ?と思っていた色が、真っ先になくなったんですよね。atricotのいちばん好きな色なので、ちょっと嬉しかったです☆



でも、やっぱり終始緊張していたというか…いっつもやってることなのに、会場も違うし人数もこれだけいらっしゃるので、非日常的な時間でした。

できるだけ冷静に先生を装ってましたが、実際はワキ汗びっしょりでしたよ~

しかも「atさん、帽子がずれてますよ。」と言われるまで気づきませんでした(笑)すごい、ずれてたんですね(笑)おそらく、めがねをしていたら、めがねもずれていたでしょう。相変わらず、マンガです。全然、冷静ちゃうやん!

いやぁ、でもI嬢さんがいいひんかったら、ひとりではムリでした。I嬢さん、ほんとありがとう!!



そして緊張しつつも、ニットを通していろんな方々と接することができて、とても楽しい時間を過ごせました。「孫にあげたいねん。」とか、「日頃はニットはせーへんけど、これは楽しいなぁ」とか、あれこれお話できる時間がすごく好きです。

初めてお会いするのに、ニットを通じて、その方の生活とか、好きなものとかが垣間見れるんですもの。それが年代を超えてできるっていう…ニット屋冥利につきますね。ほんと楽しい!



反省することも多々ありましたが、参加していただいた方々にも喜んでいただけたみたいで、早速来年のオファーもいただいちゃいました☆ありがたいです(ToT)



というわけで、怒涛の2時間半でしたが、とても楽しかったです☆








2008年12月4日木曜日

atricotの勝手にアトデミー賞!(前編)

いやはや、もう師走ですか!

めっちゃ早いです。



atricotは、人よりたくさんしてることは、ニットと、あと映画を観ることだと思います。

映画は本当によく観ます。でも全部、ニットしながら、紡ぎながらで、片手間なんですよね。一度、この”ながら映画”をやめよう!と思い、映画断ちをしました。でも、また観はじめ、やめ、観て…のくり返しで、まったく観ない月と、そうでない月と、交互でした。なにやってんだ!

というわけで、今年は前年より数は少ないのですが、観た映画はコチラです。



・恋愛睡眠のすすめ

・シュリ

・去年ルノアールで

・まいこHaaaaan!

・ボルベール

・ブラックダリア

・さくらん

・亀は意外と早く泳ぐ

・蟲師

・バベル

・世界

・愛の神エロス

・真夜中のピアニスト

・the 3名様(映画なのか?)

・図鑑に載ってない虫

・見つめる女

・隠された記憶

・パンチドランクラブ

・ラブアクチュアリー

・魅せられて

・スパニッシュアパートメント

・インファナルアフェア3

・キングス&クイーン

・親密すぎるうちあけ話

・ロシアンドールズ

・フレンチなしあわせのみつけ方

・トリノ、24時からの恋人たち

・プレステージ

・パフューム

・ショートバス

・運命じゃない人

・アメリカ、家族のいる風景

・セックスと嘘とビデオテープ

・ナインシガレッツ

・復讐者に憐れみを

・パリ、ジュテーム

・ナイロビの蜂

・エルマリアッチ

・JSA

・めがね

・小さな中国のお針子

・ガン&トークス

・ダーティシェイム

・転々

・ランドオブプレンティ

・クワイエットルームにようこそ

・ダヴィンチコード

・猟奇的な彼女

・麗しのサブリナ

・殺人の追憶

・フォールームス

・ジャッキーブラウン

・キサラギ

・自虐の詩

・ラストコーション

・マイブルーベリーナイツ

・ミスターロンリー

・スキヤキウエスタンジャンゴ

・パッチギ

・ホテル

・エンジェル

・50回目のファーストキス

・パッチギ2

・傷だらけの男たち

・スモーキンエース

・hero

・lovers

・サンジャックへの道

・タロットカード殺人事件

・血と骨

・野良猫ロック



今、書きながら後悔しています。これでもあと10本以上は抜けてるのあります…

上半期と下半期にわければよかった…!



そして、これだけの量を見て、ルイスさんに「なに遊んでんねん!」って絶対怒られるわ…



いやね、ずっとやりたかったんです。勝手にatricot的アカデミー賞。

略してアトデミー賞(笑)



ちょっと後悔しておりますが、ここまで来たら戻れません。なのでやっちゃいます。

200%自己満足です(笑)



去年から、観たいものを観つくした感があり、韓流や、今まで観てなかったベタな映画に走りましたが、いまいち不発でした。



それでもこれはいい!と思ったものを紹介します。



今年のアトデミー賞グランプリは…







じゃじゃん!



ミスターロンリー



ハーモニー・コリン監督の

「ミスターロンリー」



です。







公式ホームページはコチラ



そうそう、映画ってこういうものなんだ!って思いました。

まずストーリーからして、おかしい。
マイケル・ジャクソンのモノマネをしてパリで生活している青年が主人公なのですが、その青年が、マリリン・モンローのそっくりさんと出会い、その出会いからさまざまな経験をしていくわけです。さわりだけ言うとなんじゃそらってかんじなんですが、じつは、私たちにものすごく身近なテーマが織り込まれているんですね。


なぜ、青年は、マイケル・ジャクソンのモノマネをしているのか。モノマネをしているのは、生活をしていかなくてはならないからなのはもちろんですが、じつは、彼はプライベートもマイケル・ジャクソンになりきっているんです。ヒマさえあれば、ダンスの練習ばっかりしている。


それはなぜか。物心がつきはじめて、人は自己を意識します。なんのために生まれ、なんのために生きるのか。自分は一体誰だ?なにをしたいんだ?そういう疑問が、頭をよぎります。でも自分がわからない。自分であることが苦しい。そうなってしまった主人公は、別人として生きることを選んだわけです。それがマイケル・ジャクソンっていうところがおもしろすぎるんですけどね。マイケルでいるときは安心なんです。


でも、自分とおなじことをしている連中と出会ってから、彼のなかでまた、なにかが疼きはじめるんですね。


これは、ちょっと前に流行った「自分探し」にも似ている部分があると思います。

自分って、探しても見つかるもんじゃない。だって、自分は、ここにあるんですから。自分探しってね、ものすご他人まかせのかんじがして、私は好きじゃないんです。探すという時点で、目線が、他者やほかのもに行ってますよね。そして、それらに、自分が影響されるのを待っている、そんな状態だと思います。外国へ行ってみたり、新しいことをしてみたり…。それが行きすぎたかたちが、マイケル・ジャクソンの彼なのだと思います。


自分はマイケルではないとわかっていながら、マイケルによって影響される自分に安心しているのではないかと。でも、おそらくなんですが、恋をして、なにかが変わった。自分が相手に影響を与えたいという思うんですよね。そう、「影響されたい」ではなく、「影響させたい」という思いによって、自分のなかに自分を発見してしまうんです。劇中では、その彼はあまり多くを語りませんが、最後のシーンで、マイケルをやめますと宣言した彼は、目線がフワフワしていて、とても不安げな顔つきでした。でも、どこを探しても、自分はここにしかいない。空っぽでも、不安定でも、自分はここにしかいない。そう思わせてくれる、とてもいいシーンでした。



って、なんやえらそうなことを書いてしまいましたが、この映画の他のレビューを見たら、

とらえかたが全然違うし(笑)まぁ、いいです。思ったことなんだし。



そしてですね、この映画の素晴らしいところは、設定や、ストーリーがありえないことばっかりなのに、登場人物の感情がものすごくリアルに伝わることです。ほとんどのシーンが、現実離れしすぎていて、プッと笑えたり、ありえへんやろ!と突っ込んだり、これ、なんの関係があんねん!と言いたくなるシュールさがあります。
でも、訴えてくる感情はものすごくリアルなんですね。邦画なんかは得意部門だと思いますが、リアルなだけの映画はなんぼでもあります。でも、やはり映画は夢を見れないとダメ!本でいいじゃんとか、思うような映画はダメ。映画でしかできないことをしないと!そういう点でも、この映画は本当にいいと思います。すんばらしい!


アルモドバル巨匠の「ボルベール」と迷いましたが、今年のアトデミー賞(言うてて恥ずかしくなってきた。笑)は、これですね!



ではでは、後日、後半に続きます☆(続くんかい!)