2008年3月27日木曜日

atricot家にチェビオット君(羊)がやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!

SPINNUTSの企画第二弾が始まりました!!

今月の5日に第一回目の羊コリデール君の作品を提出し、原稿も書き終え、一息ついたところ、またまたポンタさんから「次の羊を取りにいらっしゃい☆」と一報が来まして、ドキドキしながらスピンハウスポンタさんのところへ走って行きました。

前回の企画については3月5日の日記に書いています♪

ポンタさんのところで、前みたいに、布に包まれた愛らしい羊をどーんと出されるのかと思いきや、羊さんの姿が見当たらない・・・・

与えられた情報は今回は「チェビオット」という種類の羊ってことだけ。

第一回目の原稿の打ち合わせをしながら、キョロキョロと周りを見渡すが、それらしい羊さんはいない・・・

あれれ?と思っていたら、「ではこれから次の羊を選びに行きますのでこれに着替えてください!」と。

訳の分からぬままに着替えたら、atricotはこんなことに。





・・・・・え?
まるで大昔の田舎の人ではないですか。それともひょっとこ?踊りだしそう。











まだわけがわからないまま、ポンタさんの車に乗って山の方に向かいました。

これから「スカーティング」という作業をするそうです。そしてとある倉庫に到着しました。
そこには羊の山!でも布にくるまれてないんです。
そして、ポンタさんはべちゃんとしたあまりかわいくない、どちらかと言えば「これが白い羊かっ!?」というくらい汚い羊毛をでんと机の上に置かはりました。




atricot、この時点でもこれからなにが行われるかわかっていません。










ポンタさんはどんどこ作業を続けていかはりました。この羊を丁寧に広げて、パンパンとタオルを干すようにはたきます。するとすごい泥が降ってきました。ひゃーとか思いながらもここからがすごいところで、まるで魔法のようにこのベチャンとなった羊が息を吹き返したように広がってふわふわになるんですよ~!!


しまいには、大きな机いっぱいになって・・・これには感動しました。もうフワンフワン!かわいくないなんて思ってごめんね。超かわいいっす!

すごいのは、この広げた羊毛が、ちゃんと羊の形・・あたま、肩、おなか、お尻ってちゃんと部位別に分けられてることです。毛質や特徴で分かるみたいです。説明してもらった時は「なるほど!」とか言ってたけど(笑)実際分けろって言われたら絶対できません。

これが「スカーティング」という作業らしいです。
それでやっと分かりました。
ポンタさんは布にくるまれたキレイな羊を仕入れてそのままお客さんに渡しているわけではないのです。
仕入れた羊はぎゅっとつめつめにして送られてくるから、べちゃっとしているのですね。そして汚れもすごい状態。それをこうやってキレイにし布に包んでお届けしはるんですね。さすがです。そら、最上級のフリースですわ。羊も幸せやなぁ。。ってこれからのatricotの扱いによって、また変わるかもですが(汗)

というわけで、またatricot家に第二段の羊が届きました。



今度は部位によってわけたので毛のサンプル付き!前回より扱いが難しいとされるこのチェビオット君。果たして活かせるのか、生かせるのか、イカせるのか、atricot!(多分続く)

*おまけ*
その日の模様の写真をスピンハウスポンタさんから頂きました!ありがとうございます♪




スカーティング中のポンタさん。羊がものすごいことになっています。モーセの波のよう。これを経て羊が息を吹き返すわけです。ド迫力です!!













オリオリさんと、頂いた羊を抱えて、スピンハウスポンタの前でパチリ。













羊を持ちながら走って帰るatricot(笑)







すたたたた・・・・



2008年3月5日水曜日

SPINNUTSの企画

今日は羊と紡ぎの情報が満載の雑誌「SPINNUTS」の企画で作った作品を提出しに行きました。

これはどんな企画かと言うと、お題である一頭のフリース(毛刈りされたまんまの羊)を、手編みをするatricotと手織り作家のオリオリさんとわけわけして、それぞれ、試行錯誤しながら、どんなのが生まれるのか!というatricotにとって、天にも昇るような嬉しい企画です。3回にわたってやるそうで、今回が第一話。
羊の種類にはメリノ、サフォーク、ロムニーなど、実はいろいろあって、その種類によって毛の質が全然違うんですね。なので、毎回種類が変わるわけです。簡単に言うと昔TVでやってた「料理の鉄人」みたいなもんですね。(古いかしら。。)冒頭に今回の食材が発表され、フレンチの鉄人坂井さんと、中華の鉄人陳さんと、和食の鉄人道場さんなど、その道の鉄人2人が限られた時間の中でその食材を使って料理をし、審査員に出して、どちらがおいしいか対決するという・・・・

って、別に対決なんてしてないんですけど(笑)
私は鉄人でもなんでもないですから(笑)対決するなんてめっそうもございません。

この時をきっかけにお会いした手織り作家のオリオリさんは、大阪の谷町6丁目で、ギャラリーショップを営んでらっしゃいます。私も打ち合わせのおりに何度か訪れましたが、静かな空間にそれぞれの作家さんの熱い思いを感じる素敵なところです。谷町6丁目辺りも古い商店と、ギャラリーや工房が立ち並ぶとても静かで素敵な街だなぁと思いました。オリオリさんに素敵なカフェも教えてもらったりなんかして。

手織り工房orioriさんのホームページ

ホームページも素敵っ☆

話は戻ってですね、今回のお題は「コリデール」という種類の羊でした。いきなりボーンとatricot家に羊がやってきます。






どーん!









ここからが物語の始まりです。
まだ刈りたての脂ギッシュなコリデール君をキレイに、洗って、干して、ほぐして、糸を紡いで、ほんでやっと編むことができます。

そうそう、なんでこの企画に別に大作家でもないatricotが抜擢されたかというとですね、作品を作るまでの工程にニット以外に作業がとても多いんですよ。私はニットに関してはず~っとやってきたけど、手紡ぎは始めてまだ3年くらいだし、ましてや汚毛洗い(フリースをきれいに洗う作業)なんて数えるほどしかやったことがありません。
ポンタさんの狙いは、そこなんですよね。羊を目の前にして、まだまだ未熟なatricotが奮闘してるその過程をうまく表せたら・・そして今まで手編みや手織りをしたことはあるけど本当の羊に触れたことのない人達に少しでも興味を持って頂けたらと、いうことなんですよね。きっと。。。ポンタさんの熱い思いに触れると、うまくできるかなぁ伝わるかなぁとちょっぴり不安になっていたatricotですが、「失敗してもいいのよ。大事なのはその過程なのよ。」と言われて、この企画を思いっきり楽しむことにしました。

実際、大変だったのですが、とても楽しかったです。
その模様が次号の「SPINNUTS」に掲載されます!オリオリさんが感じたこと、そこから生み出された作品と、atricotのものとまた全然違って、とっても面白い内容になると思います。

さてさて、atricotとオリオリさんはどんな風にこの羊を料理して、どんなものに仕上げてくるのでしょう!


スピンハウスポンタさんのHPでも紹介されてます。



乞うご期待☆